建築材料となる木材を扱う製品市場は、これまで製材所から販売委託された製品を木材販売店の方々が競り落としておりました。国産材製品は多種多様であり、製品市場は建築ニーズに対応するため品揃えやそのストック機能を活かしています。しかしながら、近年では山から製材工場からプレカット工場に直送されるほか、木材専門商社から購入するほか、最近ではホームセンタープロショップ等で木材製品を扱うなど流通が大きく様変わりしています。

また、スギ・ヒノキなどの丸太を扱う原木市場は、これまで集荷された丸太を製材の方々が競り落としておりました(現物熟覧と呼ばれています)が、相対取引(いわゆる付け売り)で販売することが多くなってきました。また市場以外の素材生産事業体(サプライヤー)等を通して購入することも増えてきました。(図1)


木材流通は、昭和50年代までと近年では大きく様変わりしています。原木調達においては、建築用材以外に合板やM D F向け、バイオマス発電用の流通が増え、製品加工・販売形態についても流通が複雑化・多様化しています。 (図2)

