徳島すぎの快適性

オフィスの木質化を検討しています。内装に徳島すぎを使うとどのようないいことがありますか。

建築物に木材が多く使われていると、心がなごみ、快適に感じられますね。その理由は木材の木目や手触り、香りなどがヒトに心地よい感覚を与えるからだと言われています。木材表面の微細な細胞の凹凸は、波⻑の短い⻘から紫、さらには紫外線の光の反射を弱め、赤から⻩色までの温かみのある色を反射します。特に有害な紫外線はほとんど反射されず目に優しい素材です。

この写真は徳島すぎの細胞表面を電子顕微鏡で撮影したものです。仮道管という紡錘状の細⻑い細胞が、蜂の巣状に整然と並んでいます。側面はまるで小さな凹面鏡のようでもあり、 スギの表面がときに絹のような美しい光沢を生み出すのは、このような細胞構造に起因しています。

また、材料の温冷感には、熱伝導率(熱の伝わる速さを表す量)が関わっています。鉄やコンクリートなど熱伝導率が大きい材料では人の皮膚から熱が逃げやすく、冷たく感じられます。その点、スギは、細胞の 97%は仮道管で構成され、熱伝導率の低い空気を多量に含み、細胞壁自身も熱伝導率が低いため、触っても暖かく感じる素材です。

木の暮らしに憧れます。徳島すぎを生活に取り入れたいと思うのですが、家を建て替えるのは難しいです。何かいい方法があれば教えてください。

徳島は古くから板材の産地です。優良な徳島すぎ丸太から製材される内外装材は、生活の中で性能を発揮します。リフォームで床、壁などピンポイント的に徳島すぎを使ってはいかがでしょうか。スギ材の温かみや香りはヒトに優しく、調温•調湿作用が室内気候を改善してくれるものと思います。スギの香りには、鎮静作用があり、眠りに落ちやすい成分も含まれていることみ明らかになっています。スギから抽出した精油成分も販売されています。寝室に枕元に置いてみてはいかがですか。リフォームなど、詳しくはお近くの「徳島すぎの家協力店」にお問合せください。

木材博士

冊子「ぐっすり眠れる家のつくりかた」が参考になると思うよ。下の動画「徳島すぎの香り」もぜひ見てね!